考えすぎてしまう人へ。頭の中を静かにする3つの習慣
夜、布団に入ってから、頭がぐるぐると動き出すことってありませんか。
昼間に言ってしまった一言が気になって、あの対応で合ってたかなって考え直して、明日の予定が頭をよぎって、気づいたら全然関係ないことまで考えていた。気づいたら1時間経ってた、なんてこともある。
考えすぎてしまう人って、真剣だからこそ考えてしまうんだと思うんですよね。いい加減な人はそもそもそんなに考えない。だから、考えすぎること自体は悪いことじゃない。
ただ、止め方を知らないと、ずっと消耗し続けてしまう。
考えすぎてしまうのはなぜか
脳は「未解決のこと」をずっと覚えておこうとする性質があります。
心理学では「ツァイガルニク効果」と呼ばれているんですが、完了したことよりも、未完了のことの方が頭に残りやすい。だから、答えが出ていないこと、決着がついていないことが気になって、何度も頭に戻ってきてしまうんです。
「考えても仕方ない」と分かっていても止められないのは、意志が弱いんじゃなくて、脳がそういう仕組みになっているから。自分を責めなくて大丈夫です。
ただ、その仕組みを知った上で、うまく付き合う方法はある。
頭の中を静かにする3つの習慣
① 考えていることを紙に書き出す
頭の中でぐるぐるしていることを、そのままノートや紙に書き出す。思ったこと、気になっていること、不安なこと、なんでもいい。きれいにまとめなくていいし、誰かに見せるわけでもないので、思いついたまま書けばいい。
書き出すことで、脳が「あ、これはもう外に出した。覚えておかなくていい」と判断してくれる。頭の中だけにある間は、脳がずっとキープしようとして消耗し続けるんですが、紙に出してしまうと不思議と楽になる。
やってみると、「こんなことで悩んでたのか」と気づくこともあって、それもまた少し気持ちが軽くなります。
② 「今日考えることじゃない」と一旦棚に上げる
考えすぎてしまうとき、実は今すぐ答えが出ないことについて悩んでいることが多い。
そういうときは「これは今日考えることじゃない」と、意識的に棚の上に置いてみてください。心の中で「棚に上げた」とつぶやくだけでもいい。
これ、逃げているわけじゃないんです。「今この瞬間に解決できないことは、今考えても消耗するだけ」という判断をしているだけ。必要になったときにまた考えればいい。そう思えると、ぐるぐるを少し手放せるようになってくる。
③ 五感に意識を向ける
考えすぎているとき、意識はほぼ「頭の中」にあります。過去のことや未来のことを、頭の中で延々とシミュレーションしている状態。
そこから抜け出すには、意識を「今ここ」に戻してあげることが有効です。
お茶を一杯飲んで、その温かさをゆっくり感じる。窓を開けて、外の空気の匂いをかぐ。音楽をかけて、その音だけに集中する。五感を使って「今ここにいる」ことを感じると、頭のぐるぐるが少しずつ静まってくる。
難しい技術は何もいらない。ただ、感じることに戻るだけでいいんです。
考えすぎる自分を、責めないでほしい
考えすぎてしまう人は、それだけ物事を丁寧に扱っている人だと思う。
でも、丁寧さと消耗は、一緒じゃなくていい。うまく頭をオフにする方法を知っておくことで、考えるべきときにちゃんと考えられるようになる。
今夜、頭がうるさくなってきたら、まず紙とペンを手にとってみてください。書き出すだけでいい。それだけで、少し楽になるはずだから。
