SNSを開くたびに、ため息をついてしまうことがある。

誰かの旅行写真、昇進の報告、おしゃれな部屋。「いいね」を押しながら、心のどこかで「なんで私はこうじゃないんだろう」って思ってしまう。

そういう経験、一度や二度じゃないんじゃないかな。

「比べることが癖になってる」「わかってるけど止められない」そんな自分に、ちょっとうんざりしていたりしないだろうか。

この記事は、そういう気持ちを抱えている人に向けて書いた。原因と、今日から試せることを、一緒に整理していこうと思う。

なぜ、人は比べてしまうのか

最初に言っておきたいのは、他人と比べること自体は、別に異常じゃないということ。

人間はもともと、集団の中で自分の立ち位置を確認しながら生きてきた生き物だ。「自分は周りと比べてどうなのか」を把握することは、生存戦略として脳に刷り込まれている。

比べてしまうのは、脳が正常に機能している証拠でもある。問題は、その比較がしんどい方向にばかり働くことなんですよね。

自己肯定感が下がっていく仕組み

比較が厄介なのは、無意識のうちに「自分の評価」を削り取っていくところにある。

SNSに流れてくるのは、基本的にキラキラした瞬間だけだ。旅行の写真はあっても、帰宅後の洗濯物の山は出てこない。昇進の報告はあっても、深夜まで悩んだ夜のことは書かれていない。

つまり、私たちは「他人のハイライト」と「自分の日常」を比べている。これじゃあ、勝てるわけがない。

それが積み重なると、「どうせ私なんて」という言葉が、心の中で自然と出てくるようになる。最初は小さな棘だったものが、いつの間にか自分への評価そのものになってしまう。

気づいたら「比べる前から、もう負けた気でいる」という状態になっていたりする。それが、自己肯定感が下がっていく流れだ。

① 「上を見る比較」から「過去の自分との比較」に切り替える

比べることをゼロにするのは、正直難しい。だったら、比べる相手を変えてしまおう。

「あの人はすごい」じゃなくて、「1ヶ月前の自分より、何か変わったか」を見てみる。

1ヶ月前より少し早起きできるようになった、苦手だったことに一歩踏み出せた、そんな小さな変化でいい。他人との比較と違って、過去の自分との比較には終わりがない。積み上げていける方向に、比較の矢印を向けてみてほしい。

② SNSとの距離を意識的に置く

比較の火種のほとんどは、SNSから来ていることが多い。

だからといって「見るのをやめろ」とは言わない。それが難しいのは、もう十分わかってるから。

でも、ちょっとした工夫はできる。朝起きてすぐのSNSチェックをやめてみる、通知をオフにしてみる、見る時間帯を決めてみる。全部やらなくていい。ひとつだけでも試してみると、じわじわ変わってくる感覚があると思う。

③ 比べる相手・見る情報を意識的に選ぶ

フォローしている人を、たまに見直してみることをおすすめしたい。

見るたびにしんどくなるアカウントを、ミュートやフォロー解除するのは、冷たい行為じゃない。自分の心を守るための、まっとうな選択だ。

「この人の投稿を見ると、なんか頑張れる気がする」という人だけが残るようになると、SNSの感触がじわっと変わってくる。情報の取捨選択は、思っているより大事なんですよね。

④ 自分の「好き」や「得意」にフォーカスする時間を作る

他人と比べてしまうのは、自分軸がぼんやりしているときに起きやすい。

「私は何が好きで、何が得意なんだろう」という問いに、すぐ答えられる状態でいると、他人のキラキラがそこまで刺さらなくなってくる。

好きな音楽をかける、料理をする、散歩に出る、なんでもいい。「これをやっているとき、私らしいな」と感じられることを、意識的に生活に組み込んでみてほしい。比較の隙間を、自分の好きなもので埋めていくイメージで。

⑤ 比べてしまった自分を、責めない

これが、一番大事なことかもしれない。

比べてしまったとき、「またやってしまった」「こんな自分、嫌だな」と自分を責める人は多い。でも、それは比較によるダメージに、自己批判というダメージを重ねているようなものだ。

比べてしまうのは、脳の仕組み上、ある程度仕方のないこと。「あ、また比べてた」と気づいたら、そっとスマホを置いて、深呼吸するくらいで十分だ。

自分に優しくできる人が、結果的に長く続けられる。

比べてしまう自分を、変えようとしなくていい。比べる方向と、比べた後の自分への接し方を、少しだけ変えてみる。それだけで、じわじわと気持ちが楽になっていくと思う。

今日からひとつだけ、試してみてね。

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tak
最近釣りを始めた駆け出しのブロガー。 サラリーマンをしながら、関西圏の釣り情報、ガジェット情報、初心者ブロガー向けの記事などをメインに更新しています。